アゼルバイジャン
アゼルバイジャンってどんな国?
アゼルバイジャンは1991年に旧ソビエト連邦共和国から独立をはたした国で南コーカサスに位置し、東ヨーロッパに含められることもある共和制国家です。北はロシア、北西はジョージア(グルジア)、西はアルメニア、南はイランと接し、東はカスピ海に面したヨーロッパ、アジア、中近東の分岐点ともいわれます。
生活・環境
水道水は超硬水で飲料としては不可ですが、煮沸してお茶などに利用しています。携帯電話通信は4G・LTEがメインで家庭・会社ではADSL(↓2M↑5M)が主流です。電気は安定供給されており、1kwh平均63円(2人世帯で1,000円/月)、贅沢をしなければ月々約64,000円で十分生活できます。(家賃込)食文化
主食はパンとお米で一般的な家庭料理はアゼルバイジャン料理です。その他にアジア料理、日本料理(ロール寿司)、イタリア料理(ピザ)等が食べられています。気候
アゼルバイジャンは、年間を通して風が強くとても乾燥しています。あまり雨が降らないため温度が低く比較的すごしやすい国です。緯度が日本の東北地方に位置し気温は同じくらいです。9つの気候帯があり、豊かな自然環境によって多様な食物が栽培されています。主な輸入品
・ハチミツ(甘草、百花草、リンデン(菩提樹)、アカシアなど)・ジャム(サフラン・みずき・いちじく・白苺など)
・オリーブオイル
・ニンニク、キャベツ、人参等各種農産品
・ひまわりの種・カボチャの種
・ワイン
アゼルバイジャンとは?

基本情報
正式名称 | アゼルバイジャン共和国 |
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面積 | 8万6,600平方キロメートル(日本の約4分の1) |
人口 | 990万人(2017年:国連人口基金) |
首都 | バクー |
言語 | アゼルバイジャン語 |
宗教 | イスラム教シーア派 |
元首 | イルハム・アリエフ大統領 |
主要産業 | 石油・天然ガス・鉄鋼 等(近年は産業の多角化が進行) |
GDP | 407億ドル 一人当たりGDP:4,141ドル(2017年IMF) |
通貨 | マナト(1ドル=1.7マナト) |
時差 | 5時間(日本が5時間進んでいます。)※外務省HPより |
アゼルバイジャンの現状
アゼルバイジャンは、カスピ海に油田を擁する原油国。空前のオイルマネーで2006年以降は好景気に沸いています。首都バクーには、いくつもの奇抜な大型建築物作られています。2006年に完成したBTCパイプラインをきっかけに、欧米の資源メジャーが多数進出し、「世紀の契約」と呼ばれました。近年では、石油・天然ガスに依存しない経済モデルを目指し、ユーラシアの要衝を活かし産業の多角化が進行しています。